幸せを感じる小冊子/パンフレット

 一人一人の考え方や行動が波となって大きな動きに繋がっていくと当研究所は考えています。多くの人が幸せを感じるために一人一人は何をすればよいのか、こうしたヒントになるような小冊子を当研究所で無料で配布したいと考えています。この試みが一人でも多くの人の幸福度アップに繋がる事を願って。

05/03
幸せを呼ぶための17の行動

 幸福は気持ちの持ちようだと言う人もいます。何気ない日常の行動を変えることで、気分が変わり、ちょっと幸せな気分になれるかもしれません。そういった行動のヒントをここにまとめました。
 何気なく過ごしている日常のちょっとした部分を意識して変えてみると、いつもと違った日常が見えてくることでしょう。

文章:平山修一
写真:瀬畑陽介

小冊子

1. 飾る   家の中、身の回りを飾りましょう。花を活けたり、壁にポスター ...
2. 捨てる  数年間読まなかった雑誌、後で使うだろうと思ってとってあるも ...
3. 愛でる  最近、愛おしい気持ちになったことはありますか?音楽、花、か ...
4. 楽しむ  何かに熱中して時間を忘れる、そんな体験していますか?泥んこ ...
5. 笑う   笑う門には福来る。笑い声が聞こえると自然に場が和みます。笑 ...
6. 喜ぶ   感情を発散しにくい時代です。だからこそあえて嬉しい感情は外 ...
7. 苦しむ  だれしも病気に成ったりつらい立場に立つことはありますよね。 ...
8. 食べる  ダイエット、健康志向・・・今は食べることに気を使う時代です ...
9. 慈しむ  つい粗暴なふるまいをしている人を避けてしまう事はありません ...
10. 待つ   今はデジタル時代、メールの返信、洋書の注文など深夜でも気 ...
11. 耕す   耕すことは農業を意味するだけではありません。既存のものを ...
12. 育てる  寝る子は育つと言いますが、精神はあえて育てないとその育ち ...
13. 歩く   歩くと色々なものが見えます。道端の小さな草花、すれ違う人 ...
14. 捏ねる  世の中思い通りに行くことはあまりないでしょう。また思い通 ...
15. 気遣う  今の社会は内と外の区別のつかない大人があふれています。公 ...
16. 見守る  今はすぐに行動や結果が求められる時代です。子供や職場の後 ...
17. 反省する つい悪いことが起きると相手のせいにしてしまいます。時間が ...

04/12
12 tips would make happier than yesterday.

We gathered and collected lots of splendid word in GNH Study meeting on February 2014.
We would like to establish the words as "12 tips would make happier than yesterday".

Translated by Ms. Miha Isoi, Ms. Noriko Fukuda and Ms. Nozomi Nakayama.
英訳:磯井 美葉、福田 典子、名嘉山 望

Link to the 12 tips

03/11
昨日よりも少しだけ幸福になるための12のヒント

2014年2月のGNH研会合で会員の皆さんと一緒にワークを行いました。ワークの中なら宝物のような素敵な言葉が出てきました。これを【昨日よりも少しだけ幸福になるための12のヒント】という形でまとめさせて頂きました。
是非ご覧ください。

小冊子

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幸福度

 GNHはその解釈と共に、指標化しにくい概念だと捉えられている。確かに主体的な観念を数値化するのには無理な面があるが、そのような状況下でも指標化に繋がる考察を行っていく予定である。

  1. 指数となりうるもの
  2. GNHコンセプト解説
  3. 幸福感受力に関する一考察

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論文

2011/03/09
『Social Design Preview Vol.2 2010』
ブータンの公共哲学GNHを分析する
Analyzing GNH: a Public Philosophy of Bhutan Happiness
Mr. Shuichi Hirayama
PDF版論文ダウンロード
2009/12/10
『PUBLIC RESPONSIVENESS FOR GOOD GOVERNANCE~Analysis of Local Administration system in Bhutan with GNH angle~』
第4回GNH国際学会投稿論文
Mr. Shuichi Hirayama
要旨(外部リンク)
論文(外部リンク)
2009/12/05
「幸福度」は開発目標となりえるか? :
ヒマラヤの小国ブータンの試みを検証する
Does "Happiness" become a development objective? :
Verify the attempt of Bhutan, the small country in Himalayas
平山 修一
『「幸福度」は開発目標となりえるか?~ヒマラヤの小国ブータンの試みを検証する~』
大東文化大学人文科学研究科紀要集Vol13、p179~198
外部リンク
この論文はネイティブチェックはされておりませんのでご了承下さい。
2008/12/09
EDUCATION, SOCIAL SUSTAINABILITY, AND GROSS NATIONAL
HAPPINESS: TOWARDS A PARADIGM SHIFT
M. Kiwako Okuma-Nystrom

Socialization is the lifelong process through which a person becomes a respected member of the society where he or she lives. Thus, socialization is a crucial process for sustainability of the society. School education occupies some space in the process of socialization, but there are phenomena that school education disturbs socialization of children and youths, and eventually social sustainability. This paper problematizes some aspects of school education, and suggests to develop new indicators of school education, so that school education can contribute to healthy socialization, social sustainability, and Gross National Happiness. ... pdf

2008/12/09
STUDY FOR LIVING STANDARD IMPROVEMENT ON GNH PHILOSOPHY
Mr. Shuichi Hirayama

Morality and the independence of the individual by education, in addition to sufficiency of physical standard of livings such as GPI and BNH, are needed to improve the standard of living. And, synergy effect can be expected when GRI and BNH are satisfied at the same time. ... pdf

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応用

GNHは何も国家体制を論じるためだけのものではない。 GNHはジェンダーや人権などと同様にさまざまな私たちの生活に関わる事象を分析するひとつの指標であると考えることが出来る。 例えば、内戦国の戦後復興における平和構築や個人の生活レベルの改善、 ひいては自分の所属する会社の状態を図ること(ビジネスプランへの提案)にも応用できる理念である。 その視点で本研究会では、今後様々なテーマをGNHの観点から分析して見たいと考えている。 その研究の過程の中で、新しい発見やコンセンサス、社会に対する提案が出来れば幸いだと考えている。

  1. GNHと戦後の平和復興 その1
  2. GNHと戦後の平和復興 その2
  3. GNHと戦後の平和復興 その3
  4. GNHを中心とした町つくり その1
  5. GNHを中心とした町つくり その2
  6. GNHを中心とした町つくり その3
  7. GNHを中心とした町つくり その4
  8. カルロス・ゴーン氏の企業運営とGNHの相似性
  9. GNH を感じる企業風土とは その1 予定

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図解 ~GNHマンダラ~

 人の「主観」には個人差や雰囲気と言った曖昧な要素が多く、その形状、質量、大きさを定量化することが難しい。
 古代より、古代宗教や多くの哲学者の間で「自己」と、 その周りに展開する「世界」との構造を図として顕す試みが行われてきた。 サンスクリット語で「円」を指すマンダラ( mandala)の使用もその一例である。 マンダラを使用した表記方法は近代の学者の間でも多く用いられてきた。 西洋では精神分析学の領域で、 C.G.ユングが「心」を具象化する方法として円を使った「マンダラ」を多く試みている。
 日本の例をあげれば 民俗学者  柳田国男をして " 日本人の可能性の極限 " と評させた世界的な博物学者、南方熊楠の「南方マンダラ」がある。 彼は 科学と大乗仏教の哲学とを接合する世界認識の方法としてマンダラを使用した。 また他の例として宗教学者 中村元や 社会学者  鶴見和子らの試みもあげることができる。
 我々がGNHの研究における難題である「主観」を扱うにあたり、先達が試みたマンダラを使ったアプローチを試みるに至った。 現時点では、まだまだ完成に程遠い段階ではあるが研究を重ね改良を加えていくものとする。
 GNHは何も国家体制を論じるためだけのものではない。

「GNHマンダラ」は準備中です。