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消費期限
先日、白い恋人という北海道を代表する銘菓を製造するメーカーが、その賞味期限を偽造した事がマスコミに大きく取り上げられた。先のミートホープ社といい、少し昔の雪印、又も北海道の企業の不祥事に、筆者も同情を禁じえない。
筆者は海外で暮らすまで、賞味期限が消費期限だとばかり信じ込んでいた。日本食を調達する機会が少ない海外では賞味期限切れの食品は日常茶飯事に消費される。「くんくん、まだこれいける」このような動作はどこの家庭でも良く見られる光景である。そう、多くの食品は賞味期限を過ぎても食べられるのである。
セカンドハーベストジャパンの理事長、チャールズ・E・マクジルトンさんのフードバンクに関する活動をご存知だろうか?こうした市場に出せない食品を企業より提供してもらって、それを低所得者に食事として供給しているのである。これこそ食品の無駄をなくし、需要と供給をマッチングさせた素晴らしい活動ではないかと思う。
文責 平山修一 参考文献:アエラ7月30日号(No34)P60参照 |
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