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ハインリッヒの法則
1:29:300 この比率を御存知であろうか。この法則はハインリッヒの法則と呼ばれる保険会社や建設会社で働く人たちの間では有名な法則で、米国のハインリッヒ氏が労働災害の発生確率を分析した時に推定したものである。
確かに海外で働いていると、その国に居る日本人の数(つまり分母)が小さい為、一つでも日本人が災害に会うとそれは非常に身近なことと意識する。つまり本来供給側に立った理論なのだがこれを被災者の観点で考えると、ひとりの被災は実は300人もが何らかの影響を受けているとも置き換えられる。
ヒステリックに国策捜査に誘導されて個人攻撃を繰り返す一部のマスコミは、その自分の無責任な報道によって大きな流れを作り出してしまっていることをどう考えているのであろうか。何故一時は旧態を打破するヒーローとまで持て囃した人物を何故にここまで追い詰めるのであろう。
こう考えると、世に発信を続けるものの責任は大きいと考えられる。常に社会の幸福と個人の幸福とのバランスが取れるようなコンセンサスを持つ社会世論の形成には、マスコミをはじめとする情報媒体の果たす役割は大きい。
文責 平山修一 |
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