<< 一つ前のコラムへ | ![]() |
次のコラムへ >> |
コンピュータの辿ってきた歴史
現在の社会では20年前とは比べ物にならない位コンピュータをあちこちで見掛ける。職場に限らず多くの一般家庭にも広がっている。そのコンピュータの多くはInternetに接続していて,多くの情報を取り入れることが出来るようになっている。20年前であれば容易には出来なかった瞬時に情報取得が現在では容易に出来るようになっている。便利になる一方で新しい形の犯罪も発生している。今回は前回の内容を踏まえてコンピュータの歴史を辿り,コンピュータの転機について考えてみる。
コンピュータ(計算機)の辿ってきた略歴
2. 軍用などで本格導入(真空管を使った計算機)
3. 計算機の小型化(トランジスタの登場)
4. 計算機のさらなる小型化(集積回路の登場)
5. 計算機からパーソナルコンピュータへ(家庭へのコンピュータ普及)
6. WAN(ワイドエリアネットワーク,インターネット)への接続
7. 現代(ブロードバンドの普及)
コンピュータ創生期では計算機としての位置付けでしかなく,用途もごく限られていた。使う為には事前に多くの作業が必要で,作業を失敗すると計算機は正常に作動しないという一般的な機械と同じ性格を持ち合わせていた。しかし,一つの操作ミスが周りに影響することはなく,影響する範囲はごく限られていた。個でしか動くことの無かったコンピュータは,時代が経つにつれて個々のコンピュータがネットワーク通じてお互いが繋がるようになった。それがいつの間にか人間社会にも影響を及ぼすようになってしまった。
文責 瀬畑陽介 |
<< 一つ前のコラムへ | ![]() |
次のコラムへ >> |